美人局は恐ろしい

つつもたせ【美人局】
男が妻や情婦にほかの男を誘惑させ、それを種に相手の男から金品をゆすりとること。なれあい間男。〔もと博徒の語で、「筒持たせ」の意かという。「美人局」の字は「武林旧事」などに見え、中国、元の頃、娼妓を妻妾と偽って少年などを欺いた犯罪をいったのにはじまる〕

オーソドックスなパターン

出会い系サイトである女の子と知り合った。向こうもこちらに好意を持っているようでトントン拍子に話がすすむ。写真を交換するとなかなかの美形。会う約束を取り付け、待ち合わせ場所に行ってみると、写真よりも数段可愛い子が現れる。さらに急展開で話は進み、ホテルに入る。後日、携帯に電話が入り「俺の女にちょっかい出したのはおまえか」というような脅し文句が。呼び出されるまま赴くと強面のお兄さんが待っており、こちらは平謝りするも「誠意を見せろ」を脅される。そして泣く泣く現金を包むはめに。・・・これがオーソドックスな美人局の手法だ。

ケース1:囲まれた

わりと多いケースだ。待ち合わせ場所からホテルへ向かう途中、ガラの悪い連中に囲まれ「俺の女になにしてんだ」的な脅しを受ける。少年達がお小遣い稼ぎを目的に、女子高生などをエサに行っている事が多いようだ。18歳未満だとこちらも犯罪になってしまうため、弱みを握られることになる。

ケース2:ぼったくられた

待ち合わせに成功し、さてどこに行こうかという段で、「わたしの知ってる店に行こう」と誘われる。ついて行くとそこはいわゆるぼったくりバーで、飲み代だけで数十万も請求されたり。この手のぼったくりバーとフリーランスで契約(?)していて、街で男を誘っては連れていき稼ぎを得る女性がいる。その魔の手が出会い系サイトまで及んだケースだ。

ケース3:襲われた

待ち合わせ場所に街道沿いのパチンコ屋の駐車場やコンビニなどを指定される。時間は夜。そして待ち合わせ場所に到着すると相手の女の子から電話(あるいはメール)が入り、道順を指示される。いわれるままに行くと、突然ガラの悪い少年達に襲われ、手持ちの現金やカード、身分証明書類を根こそぎ持って行かれる。ここまで来ると美人局ではなく強盗だ。

ケース4:強請られた

美人局は一度で済まないこともある。二度、三度と強請られ、その度に数十万の現金を支払わされる。百数十万を支払った挙げ句、どうにも首が回らなくなり警察に駆け込んだ例もある。とくに相手が18歳未満だった場合は厄介だ。それだけで犯罪なので、きちんとしたお勤めをしている人などは解雇の危険もあり、相手の言いなりになってしまう事が多いようだ。

対策

  1. ウマイ話は警戒する。すべてが危険とは言わないが、浮かれずに警戒を怠らないこと。
  2. 待ち合わせ場所に注意。人の少ない場所は避ける。
  3. 相手の誘導に乗らない。相手が連れて行きたがる店や部屋には絶対について行かない。
  4. 相手の年齢にも注意する。